今日は、現場の工事監理という仕事で、一日中寒い中現場で仕事(立ち会い)をしていた。
工事の内容はあれだが、受注先の施工会社が"職人さん達"へ仕事を依頼し、彼らが完成を目指して仕事をこなすだ。
「親方」と呼ばれる方が、職人さん数名を率いて現場に乗り込む。依頼された仕事をこなして賃金を得るという、至極当たり前のことであったが、私(達)とは決定的に違うことを、現場監督さんとの雑談の中で知った。
彼らは、「給料を"現金"で頂く」のだそうだ。
今、口座振り込みが一般的(だと思う…)だが、現金で支払ってもらう職種があったとは正直驚いた。
現場監督さんが言うには、約10名程度の職人さん(親方,若い衆含む)への給料を届けるのに、数百万円(本当か???)を各職人さん宅まで届けるのだそうだ。
警備会社でも雇う金額では?と思ったが、毎月粛々と行われているらしい。(給料日はナイショ!)
今日の現場での職人技もさることながら、この様な伝統(と言う?)を守り続ける方達が今いることに、驚き感銘を受けた。